Column

【続報・11月8日ミャンマー 総選挙】スタッフの投票機会確保

2020年 9月 25日  TVP Career

*TVP Career Newsletter Issue 8でご紹介したミャンマー総選挙の投票に関する続報です。
連邦総選挙委員会 (UEC)は選挙投票による感染拡大防止に向けて保健・スポーツ省の方針に従っていく意向を示しました。例えば、投票者の安全確保策の一つとして、ヤンゴンなどの感染率が高い地域では密集を避けるために投票所を増やす案を挙げています。しかしながら、一方で投票所の増設が難しい場合には、地域によって投票日を変えることで人の集中を防ぐことを来月検討する可能性も示しており、具体的な施策は未定と言えます。

多くのミャンマー人が今回のヤンゴン市内でのコロナウイルス感染拡大に日本人が想像する以上の不安を抱いています。セミロックダウン以前より、通勤を含めた外出に大きな抵抗があり、極端に全ての行動を控える傾向にあります。また、中にはパニックに陥る精神状態となるケースあります。

予定通り投票が行われた場合、多くの現地スタッフが投票に行くのか、もしくは投票でさえも外出を控えるのか、現時点では定かではありませんが、今後のヤンゴン市内のセミロックダウンの動向やUEC及び保健・スポーツ省の方針によって投票日直前にルールが変わる可能性もあります。その場合、大きな混乱も予想されるため、現地スタッフが投票に行く場合は感染予防の観点から、投票を控える場合にはメンタル面からケアが必要となります。現地HRスタッフなどと連携をし、ヘルスケア及びメンタルヘルスケアの両面からの対策をおすすめいたします。