Column

雨季の職場環境見直し:スタッフとの共通認識が大切

2020年 6月 25日  TVP Career

ミャンマー国内でのCOVID-19の蔓延は抑えられていますが、これから始まる雨季の間の流行が懸念されています。例年、雨季に流行する季節性インフルエンザは、その症状がコロナウイルス感染と似ており、症状から自身で判断するのは困難です。また、例年以上に病院の混雑等も予想されています。

社内でのインフルエンザの流行防止や流行時の混乱を防ぐため、スタッフの衛生に関する意識の再確認や感染防止の強化月間の検討などが大切になってきます。例えば、ミャンマーでは昼食時に持ち寄ったお弁当のおかずを交換する習慣がありますが、COVID-19流行後も継続されているケースを耳にします。この場合、こまめに手洗いを行っていても感染リスクの上昇に繋がる可能性があります。この事例の場合は文化的な側面から強制的に禁止することは難しいですが、雨季を目前に控えた今、スタッフと話し合いの場を設けるなど感染防止策について改めて検討されてみてはいかがでしょうか。